【99.9 -刑事専門弁護士- season2】を手短にご紹介|元検事、元裁判官、冤罪家族の弁護士って、こんなチームが存在するの?ダジャレは健在!

推しドラマ(100点)
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おすすめ度:100点(推しドラマ)

 99.9 -刑事専門弁護士- season2は2018年冬、TBS系、毎週日曜夜9時に放送。主演は松本潤さんです。2016年春に放送された前作『99.9』に引き続き2作目となるこのドラマ。

松本潤&香川照之の名コンビが0.1%に隠された事実を再び解き明かす!!さらに、新ヒロインも決定!元裁判官役に木村文乃。彼女の過去が新たな事件を呼ぶ!!前作では描かれなかった裁判官との激しい攻防戦にも注目!!

感想

第1話

人を殺した後にダジャレ(脂肪め、しぼめ)を言うはずがない!と佐田(香川照之)が被告人・鈴木二郎の娘・加代の言葉に動き出す!

無実を主張する鈴木二郎と加代に対して、情状酌量で罪を認めさせようとする加代の友人の舞子(木村文乃)。

深山(松本潤)は単に事実を知りたいだけ。刑事事件専門チームのに戻された佐田は舞子を弁護士として契約してシメシメ気分…、と思ったら深山と舞子の意見が違って板挟み。

元裁判官の舞子は淡々と裁判を進めたい感じがありあり。でも、深山が裁判で証人の証言を覆したことを知った舞子は何も言うことができなかった。

今回の決め手は写真の角度と動画の音。現場を調べることで何かが見えてくる深山のやり方は前作と同じ。いや、パワーアップしているようにも見える。

「お金はおっかねーなー」と佐田の親父ギャグも健在。深山の食事の前の「いただきマングース」も見れた。

明石のスマホカバーが前シーズンはヒラメだったのに、今回はカナブン?深山の父の事件についても新たな証拠が出てきて動き出す。

顔的におっかないのは川上(笑福亭鶴瓶)だ。舞子が裁判官をやめた理由も気になし、まだまだ、楽しみはいっぱいありそうだ。

全話見終えて

司法と検察と弁護士はいい距離感を保つことが重要なのに、裁判官と検察官の距離が近づいて、真実を無視して人を裁いてしまう。こんなやり方は間違っている。

人を誘導してもダメ、事実を明らかにすることが人を裁くうえで一番大切である。

そんな大切なことを説きながら、ダジャレを連発する深山(松本潤)と佐田(香川照之)。斑目法律事務所は実力も笑いも日本一!

裁判官の思惑に正々堂々と立ち向かう深山たちの姿を見ているとあきらめない姿勢を学ぶことができた。最終回で裁判官が冤罪を認めて、法廷で頭を下げる。

裁判官も組織と公平の間で苦しんでいるんだろうなと思っていたら、最後は川上(笑福亭鶴瓶)の大逆転。司法のトップの過去の判決が冤罪だったことを認めて、トップを更迭させた結果、自分が最高裁事務総長に昇格。

「ええ判決せえよ」と常に言っていた川上の狙いは自分の出世なのか、もしくは歪んだ司法を正すことだったのか、真相は明らかでない。

さて時々、佐田が真面目にハンサムなことを言うがいつも深山に透かされる。これがこのコンビの凄いところだ。弁護士としての佐田の実力はお墨付きだが、ダジャレについてはみんなに認められない。

と言っても、深山のダジャレもみんなに認められないが、佐田はどうしても深山のダジャレに笑ってしまう。これが二人の世界。ダジャレの後に流れる冷ややかな風の音はこのドラマの定番となる。

実は班目法律事務所は深山たちの刑事事件裁判のおかげで、他の案件でも順調に依頼が来て法律事務所の業績は上々のようだ。斑目(岸部一徳)も弁護士会会長になってたし、一番おいしいところを取っているのは班目かも。

 

斑目は常に深山と佐田、舞子(木村文乃)たち部下を信頼している。これが班目の一番すごいころ。

深山たちを支える人たちも大活躍、いろんな技能を持つ落合(馬場徹)をはじめ、深山の相棒の明石(片桐仁)や双子の娘を持つ藤野(マギー)、プロレス好きの中塚(馬場園梓)も大活躍。

佐田の妻・紀子(映美うらら)とかすみ(畑芽育)もこのドラマに欠かせない。

これらの中で、押さえておかないといけないのが明石の土下座。座を通り越して、土下寝になっている。

不思議なことに舞子がどれだけ、防犯カメラ映像を見せてくれるようにマンションなどの管理人に頼んでも、見せてくれないのに明石が土下寝をしたら見せてくれる。明石の土下寝には誰もが従ってしまう。

やっぱり映画になるだけあるな。

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相関図

登場人物

深山大翔 – 松本潤

深山大翔(みやま・ひろと)は斑目法律事務所・刑事事件専門ルーム弁護士。鋭い観察力で常に事実を追求する弁護士。

例え99.9%確定してしまったことでも、残り0.1%が確定しない限り、それは事実に辿り着いたことにはならないという信条の持ち主。周囲が諦めた事件でも、自らが納得するまでとことんこだわる。

民事事件は扱わず刑事事件専門で、検察からは、追い詰めた被告人の「罪」を引っくり返してくる厄介な弁護士として目をつけられている。口癖は「残りの0.1%に事実が隠されているかもしれない」。

飲食店を営んでいた父親の影響で料理をするのが好きで、いとこの小料理屋でよく料理を作っており、その2階の1室を借りて暮らしている。刑事事件にしか興味を持たないため、収入は少なく質素な暮らしをしていて、家の中は必要最低限の物しか置いていないが、一つ一つへのこだわりは強い。

物欲はまったくないが、調味料だけにはこだわりを持ち、MY調味料セットを持っている。

尾崎舞子 – 木村文乃

尾崎舞子(おざき・まいこ)は元裁判官。大学法学部在学中に司法試験に合格したエリート。

司法修習生で上位の成績を収めた者だけが裁判官になれるが、舞子はその中でもトップクラスの成績を収めていた。その上で、自分の判断・裁量に従って仕事ができる部分が大きい裁判官にやりがいを感じ、裁判官に任官。

刑事裁判と民事裁判の両方を経験しキャリアを重ねていった。しかし、ある事件がきっかけで、裁判官の退官を決意。法の世界から離れた舞子だったが、親友から父親が逮捕されたと相談を受け、斑目弁護士事務所に付き添いとして訪れる。

自分では気付いていないが、裁判官としての考え方が染み付いている上に、論理的に物事を考えるタイプのため、理屈っぽく、その理屈っぽさが理由で、深山と意見がぶつかり喧嘩してしまうことも多い。

佐田篤弘 – 香川照之

佐田篤弘(さた・あつひろ)は斑目法律事務所・弁護士。

以前検事だったこともあり、期せずして刑事事件専門ルームの運営を任されていたが、現在は念願かなって民事に復帰。数々の大企業の顧問弁護士を務め、巨額の利益を事務所にもたらし自らも高額な報酬を得ている企業弁護のトッププレイヤーに。

しかし、深山のせいで刑事事件専門ルームの室長が定着しないことを気にかける斑目からの申し出を受け、マネージングパートナーの座を前提として室長に戻ることに…。

「勝たなければ意味がない」 がモットーの男。違法すれすれの調査手段も厭わない。富と成功を追い求め、それを手に入れた自分をてらいなく自慢し、そこに至らない人間を見下す態度をとるため、輝かしい実績から所内で一目置かれてはいるものの、人望はない。

唯一苦手なのが10歳年下の妻で、家庭では尻に敷かれている。

内容

第1話

深山大翔(松本潤)は、99.9%有罪とみなされた案件でも、残された0.1%の事実を自らが納得するまでとことん追及する刑事専門弁護士。そんな超型破りな弁護士・深山に振り回されて、刑事事件専門ルームの室長はなかなか定着せず、所長・斑目春彦(岸部一徳)は頭を抱えていた。
そこで、斑目から白羽の矢が立ったのは、民事の仕事に戻っていた敏腕弁護士・佐田篤弘(香川照之)。
所長の打診に全身全霊で抵抗する佐田だったが、刑事事件専門ルームの後任を探すまでの兼務ということと、後任が見つかったら、マネージングパートナーを譲るということを条件に渋々承諾。
こうして、再び深山と佐田の名コンビが復活する。

そんな中、とある殺人事件の弁護依頼が舞い込む。依頼人は、加害者・鈴木二郎の娘・加代。
鈴木が借金をしていた沢村ファイナンスの社長が殺害され、鈴木は、その事件の容疑者として逮捕・起訴されていた。そして、依頼人・加代の親友で、付き添いとしてやってきたのは、元裁判官・尾崎舞子(木村文乃)だった。舞子はエリート裁判官として、順調にそのキャリアを重ねていたが、ある事件がきっかけで裁判官を退官。司法の世界から距離を置いていた矢先に、加代に相談されて、やって来たのだ。
しかし、舞子が、深山たちに求めたのは、加代の父親の無実を証明することではなく、情状酌量だった。舞子は裁判官時代の経験から、調書を見る限り加代の父親の犯行であることは明らかだと考えていた。
そのため、状況証拠から有罪は免れない事件でも0.1%の事実を追求する深山と、真っ向から対立する。一方、舞子の優秀な経歴を知った佐田は、あることを画策する――。

調書だけを見れば、有罪は確実。裁判で覆すことは困難に見えるこの殺人事件…果たして深山たちは事実を明らかにすることができるのか?

出典:99.9 season2 公式HP

第9話(最終回)

深山(松本潤)たちのもとに、死刑囚・久世貴弘(小林隆)の再審請求の依頼がきた。
依頼人は、久世の息子・亮平(中島裕翔)。久世は8年前に妻を殺害後、放火したとして「建造物放火及び殺人罪」で死刑判決を受けていたが、息子の亮平は「両親は仲が良く、父が母を殺すわけがない」と言い切っていた。深山と舞子(木村文乃)は、自分自身の経験もあり、久世の無実を立証するために調査に乗り出すことに。

しかし、再審請求は『開かずの扉』と呼ばれるだけあって、一度最高裁で結審した判決を覆すことはほぼ不可能に近く、苦戦を強いられる。その上、再審請求を審理する裁判長に川上(笑福亭鶴瓶)が就任する。 久世の無実を立証すべく奮闘する深山たちに辛酸をなめさせられ裁判所内で後がない川上は、建前では公平に審議するためと言いつつ、深山たちに無理難題を押しつけるのだった。

佐田(香川照之)はマスコミ介し世論にアピールすることで、審議を有利に進めようとするが、反対に都合が悪いことを週刊誌に書かれてしまい、依頼人である亮平たちからの信頼を裏切ってしまう…。

0.1%の可能性さえも潰されつつある中、深山たちは事実にたどり着き、『開かずの扉』をこじ開けることができるのか!?

出典:99.9 season2 公式HP

主な出演者

主な出演者(敬称略)は松本潤、香川照之、木村文乃、片桐仁、マギー、馬場園梓、馬場徹、映美くらら、池田貴史、岸井ゆきの、佐藤勝利、甲本雅裕、笑福亭鶴瓶、岸部一徳です。

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