【犯罪症候群　season2】を手短にご紹介｜少年犯罪被害者家族の憤り！闇の清掃人はあの人！

おすすめ度：75点（まあまあ）

　犯罪症候群　season2は2017年6月にwowwowで放送されましたが、地上波では2020年6月にフジ系、毎週土曜夜23時40分に放送。主演は谷原章介さんです。2017年に地上波で放送されたseason1の続編です。

少年法に護られた少年犯罪者は短ければ少年刑務所から1年ほどで出所しますが、被害者遺族はそんなことでは納得できません。

内容

オープニング

第1話「少年犯罪被害者家族の気持ち」

 

ビルから転落したと思われる少年の遺体が見つかり、本庁から所轄に左遷された鏑木（谷原章介）も現場検証に立ち会います。この件は事故死として処理されますが、警視庁の環（渡部篤郎）は不審に思っています。

環は武藤（玉山鉄二）を呼び出しある資料を渡すと、それはこの１年で起きた「４人の死亡事故記録」だした。４人には殺人歴があり、彼らの死はすべて“事故死”として処理されています。そして、今回転落死した少年にも殺人歴があります。

子供を少年犯罪で殺された梶原知之（野間口徹）が少年犯罪を考える会で、子供が殺された事、その憎しみなどを訴えています。会が終わった後に、牧田浩文（板尾創路）と矢吹響子（木村多江）が梶原に本当に憎ければ、法が許しても天罰が下ると話します。

登場人物

鏑木護 – 谷原章介

鏑木護（かぶらぎ・まもる）は警視庁北泉署の刑事です。警視庁から所轄に左遷されて、連続少年死亡事故を追います。恋人を殺され、悲しみを乗り越えたように見えたが、深い復讐心のもとで生きています。しかし、その陰では・・・。

環敬吾 – 渡部篤郎

環敬吾（たまき・けいご）は武藤を捜査に利用します。国や社会を守るためには手段を選ばない。過去に少年犯罪を犯した者が不審な事故死で次々と亡くなっている事に不信感を抱き、鏑木の少年事故死への関与を疑います。

矢吹響子 – 木村多江

矢吹響子（やぶき・きょうこ）は未成年者に恋人を殺された過去があり、鏑木に更生していない少年犯罪加害者の殺害依頼をします。

相関図

ドラマを見終えて

少年法に守られた少年犯罪加害者を許せない被害者遺族の気持ちをテーマにしたドラマです。法律では加害者少年の未来を守ることを重視して作られています。

被害者遺族にとっては厄介な法律です。

少年刑務所で更生する少年もいるようですが、このドラマに登場する少年たちはみんな更生しないまま社内復帰していました。

被害者遺族が納得いかないのも分かります。

しかし、事故を装って社会復帰した加害者を殺すのは正しいとは言えない。

かといって、被害者遺族の気持ちは無視するわけにはいかない。

この物語では被害者遺族の気持ちを鏑木刑事が代行するストーリーですが、鏑木刑事も自分がやっている事が間違っている事を理解しています。

結局、このドラマを見て言えることは、人を殺すと、殺すことをが止めれなくなる中毒症になるようです。

当たり前ですが、自分のためにも人を殺さないようにしましょう！

主な出演者

主な出演者（敬称略）は谷原章介、玉山鉄二、木村多江、野間口徹、手塚理美、板尾創路、渡部篤郎です。

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