【祈りのカルテ】を手短にご紹介|境界性パーソナリティ障害の真相は?魚肉ソーセージが非常食!

まあまあ(70~79点)
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おすすめ度:75点(まあまあ)

 祈りのカルテは2022年秋、日テレ系、毎週土曜夜10時に放送。主演は玉森裕太さんです。

“カルテ”には患者全て隠されているー。あなたはこのカルテに潜む謎を解き明かせるか?

“カルテ”を通して患者たちの秘密優しく見破るハートウォーミング・ミステリー

感想

第1話

純正医科大学付属病院の研修医・諏訪野良太(玉森裕太)は精神科医で毎月睡眠薬を過剰摂取して病院に搬送される山野瑠香(二村紗和)を担当する。山野の腕にはたばこで焼かれた跡があり、良太がよーく、見るとアキラと書いてあるように見える。

良太は山野が自分でやったと考えていたが、山野と接するうちに元夫・岡部彰からDVを受けていたことに気付く。

山野は生活保護を受けており、そのお金を岡部に渡していた。その時だけは岡部は山野にやさしくしてくれていた。

良太はカルテから山野の状況を整理する。良太は山野が睡眠薬を飲んでいないことに気付く。病院側も睡眠薬を常飲する山野の血液検査では睡眠薬の成分を除外していた。

お金が無くなった山野は岡部から自分の身を守るために睡眠薬を飲んだふりをして病院に逃げ込んでいた。

良太は山野に元夫のDVを警察に相談するように説得すると、山野は勇気を出して退院する。

退院した山野は岡部に別れを告げようとしたが、再び暴力を振るわれて、大怪我をして再び病院に戻ってくるが、岡部は警察に捕まって、山野は岡部から離れることを決意する。

精神科医で良太の教育を担当した立石医師(松雪泰子)は良太の精神が持つのか心配はしているが、1ヶ月間の精神科医研修は終わる。

良太は山野は境界性パーソナリティ障害、DVによる心的外傷後ストレス障害と診断するが、入院後の経過欄には精神療法及び薬物療法を行い、徐々に警戒傾向がみられると書いた。

良太の次の研修先は外科。と、冴木医師(椎名桔平)に言われて手術室の中で歌を歌って、1話が終わる。

人がいい良太が精神科医の患者になる日もあるかもしれない。研修医は大変ですが良太にはカルテを読み解く力がある。普通の医者が気付かないことに気付ける良太はもろ刃の刃。

最後に外科医で手術中の手術室で歌っていた良太。これも人のよさなのか。頼まれたことは何でもやる良太でした。

全話見終えて

良太(玉森裕太)がいろんな科を回って将来なりたい医者を探す。

良太はカルテから患者のことを見抜きます。何話だったか、それを真似た牧村(濱津隆之)にはカルテは何も教えてくれない。

この辺が笑いのピーク。

最終回では良太の父が広瀬(原田泰造)だったことが判明。

広瀬は冴木(椎名桔平)や立石(松雪泰子)と同期の医者だったが、収賄の疑いで研修医時代に辞めていた。その収賄事件も実は冤罪であったことが判明。

もう、なんでもあり的な流れとなる。

これにはちょっと…、と久しぶりに冷めた目でドラマを見てしまった。

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相関図

 

出典:祈りのカルテ 公式HP

登場人物

諏訪野良太 – 玉森裕太

諏訪野良太(すわの・りょうた)は純正医科大学附属病院1年目の研修医。人当たりがよく、空気を読むことに天才的に長けている。

“相手の顔色を読むことが抜群にうまい”というこの特技は患者に対しても発揮され、気難しい患者や、他の医者に心を閉ざしている患者も、さらにその家族らも、諏訪野にだけは口を開くようになる。

父親は物心つく前に病死し、母親は良太が11歳の頃、銀行員の男と再婚。可愛がってはくれたものの、いつも家では嫌われないようにと義父の顔色を窺ってばかりいて息苦しさを感じていた。その為か、これまで「いい子」として他人の反応を窺いながら一度も衝突せずに生きてきた。
このことがこの性格を作り上げてきたと本人は思っている。

医者としての自分の適性がわからず悩みながらも、それぞれの科での研修において、患者に誰よりも寄り添い、とにかく真っ直ぐに立ち向かう。

曽根田みどり – 池田エライザ

曽根田みどり(そねた・みどり)は純正医科大学附属病院1年目の研修医。諏訪野の同期。

同期一優秀で、プライドが高く気も強い。医学オタクで何かと研究医仲間の血を採って調べようとする変わった一面も。優秀な一方で、患者に対してどのように接することが正しいのかわからず悩んでいる。

外科志望で一刻も早く一人前の医者になりたい。そこにはある思いがあり…。

冴木真也 – 椎名桔平

冴木真也(さえき・しんや)は純正医科大学附属病院の外科医。冴木裕也の父親。外科医として卓越した技術を持ち、自らの仕事に誇りとプライドを持っている。

大学の講師も兼務していることもあり、研修医に対して熱意を持って指導にあたる。

22歳まで他大で国際福祉学を学び、その後海外ボランティア活動をしていたが、そこで医療現場の現状を知り、医師を目指し改めて純正医大に入った。

内容

第1話

純正医科大学附属病院の研修医・諏訪野すわの良太りょうた(玉森裕太)は、当直で急患の対応に追われてヘトヘト。仮眠をとろうと研修医室に行くも、親友で同期の冴木さえき裕也ゆうや(矢本悠馬)らが騒がしく、大事にとっておいた魚肉ソーセージもみんなに食べられてしまった…。まだ学生気分が抜けきらない同期たちの中で、曽根田そねだみどり(池田エライザ)は“白衣を着たらベテランも研修医も関係ない”と意識が高い。

研修医たちは、2年間の初期研修で、約1か月ごとに様々な科を回り、将来進む道を決める。諏訪野の新たな研修先は精神科だ。「今日から1か月間、お世話に……」と挨拶する諏訪野の目の前で、指導医の立石たていし聡美さとみ(松雪泰子)は真剣な顔つきでタロットカードと向き合っている。立石は『愚者』のカードを引き当てると、「まさかあなたが?」と諏訪野の顔をジロジロ見て…。

「精神科の診察は患者さんの話を聞くことから始まる」という立石から、諏訪野はさっそく担当患者を任される。山野やまの瑠香るか(仁村紗和)、25歳。「睡眠薬をいっぱい飲んだ」と自ら119番通報して搬送されてきた。右腕にはリストカット痕、左腕にはタバコのやけどの痕が。2年間、過量服薬で毎月入院を繰り返しているらしい…。

諏訪野は瑠香から話を聞こうとするが、瑠香はうつろな目で天井を見たまま無反応。瑠香が出す“それ以上聞くなという雰囲気”を察した諏訪野は、何も聞けなくなる。
医局に戻った諏訪野は、瑠香の初診からのカルテを見返す。――瑠香は21歳の時、働いていたキャバクラで知り合った岡部彰と結婚したが、岡部を強く束縛してケンカが頻発すると自傷行為を繰り返すようになり、2年前に離婚。以後、睡眠薬の過量服薬が始まった。現在は生活保護を受給。立石が診断した病名は、誰かに依存して自傷行為を繰り返す『境界性パーソナリティ障害』――。しかし、カルテを見ていた諏訪野は、瑠香の左腕のやけどの痕が、ある文字になっていることに気付き――。

カルテには患者の全てが隠されている――。知識も技術もまだない、しかし誰よりも患者の気持ちに寄り添いお節介だけど憎めない研修医・諏訪野良太が、カルテを通して患者たちの秘密と嘘を優しく見破っていく――笑って泣けるハートウォーミング・ミステリーの開幕!!

出典:祈りのカルテ 公式HP

第10話(最終回)

諏訪野(玉森裕太)は緩和ケア科で最後の研修を受ける。指導医の窪くぼ啓太郎(髙嶋政宏)から広瀬(原田泰造)の主治医に任命された諏訪野は、ベッドの上の広瀬に、やりたいことや行きたいところはないか尋ねるが、広瀬は「もう心残りなんてないよ」と静かに答える。

お昼。研修医室はもっぱら進路の話題で盛り上がる。みんなは既に研修終了後の行き先を決めているようだが、諏訪野は広瀬のことで頭がいっぱいで、自分のことを考える余裕がない。
昼休憩を終えた諏訪野は医局へ向かう途中、「諏訪野良太さんですよね」と、男から声を掛けられる。男は『警視庁捜査一課桜井さくらい公康きみやす』と書かれた名刺を出すと、「広瀬秀太さんのことで、ちょっとお話が」――。

諏訪野は桜井(山崎一)から広瀬の意外な過去を聞かされる。24年前、広瀬はとある会社から金を盗み、さらに警察官に暴行を働いた罪で、7年間服役していたというのだ…。驚く諏訪野に、桜井は「広瀬さん、冤罪かもしれないんです。金は盗んでいない可能性がある。もしそうだとしたら、取り返しのつかないことをしてしまった…」。自責の念に駆られる桜井は、まもなく迎える定年前に白黒はっきりさせたいと広瀬に接触を試みるも、面会してくれないという。「広瀬さんに、私に、刑事に会うよう言ってもらえませんか?」。なぜ自分が、と尋ねる諏訪野に、「諏訪野先生、広瀬さんの息子さんですよね」――諏訪野に衝撃が走る――!

――24年前、広瀬はビルの警備員をしていた。事件当日、広瀬の夜勤中に、ビルの最上階にある不動産会社の金庫から現金1億円が盗まれた。防犯カメラに、大きなボストンバッグを抱えて出て行く広瀬の姿が映っていたことから、警察が広瀬の自宅を家宅捜索したところ、盗まれた金の一部を発見。その際、広瀬が激しく抵抗し、捜査員の桜井に暴行したため、4月22日、現行犯逮捕されたのだった――。
当時を知る冴木(椎名桔平)の話では、逮捕された広瀬は家族に迷惑を掛けたくないと言って諏訪野の母と離婚し、その後一切の連絡を絶ったらしい。冴木の話を聞いても、「僕は、どうしたらいいんでしょうか」――諏訪野は頭の整理がつかない。混乱のまま広瀬の病室に入ると、「なんか悩んでる?」と広瀬に見抜かれる。それが進路の悩みだと勘違いした広瀬は「俺が考えてあげる!良太先生にぴったりの科!」とメモとペンを取り出して――。

ついに最終回!明らかになる親子の過去…近づいてくる父との別れ…。医者として、息子として、諏訪野にできることは――!?そして研修医たちが選ぶ研修後の進路は!?2年間の集大成、最後の研修が始まる――!!

出典:祈りのカルテ 公式HP

主な出演者

主な出演者(敬称略)は玉森裕太、池田エライザ、矢本悠馬、濱津隆之、堀未央奈、豊嶋花、原田泰造、松雪泰子、椎名桔平です。

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