ドラマを彩る魚たちに注目!エンドロールに名前が出てくることを夢見る魚たち。
ルリスズメダイ:パンドラの果実 2話
あゆかわ脳神経外科クリニックの院長室にある大きな水槽。泳いでい魚たちは奇麗なのですが、院長の鮎川智彦(今野浩喜)は精神転送デバイスを人の脳に埋め込んで、人の意識をコンピューターに移す研究を単独で行っている。
以前はある組織に所属していたのだが、倫理的な問題でストップする中、組織をやめて勝手に精神転送の実験を進める狂った奴。
現に、不完全なデバイスによって何人か殺している。最後は自分の精神をPCに飛ばして死んでしまうが、ネットの世界に精神が漂っているとかいないとか。
主人公の小比類巻祐一(ディーン・フジオカ)は科学犯罪対策室の室長として、この類の事件を捜査する。今回は鮎川が院長室を燃やして証拠隠滅をしようとしたところで、小比類巻が現場を確認している。
おっと、ドラマの話より、ルリスズメダイだな。一度は飼ってみたいきれいな魚の代表格。今回は院長室の火事にも負けず、水槽は無傷。小比類巻も魚を見ながら考えを巡らせる。
ルリスズメダイは全長約6cm。全身が鮮やかな瑠璃色をしており、「コバルトスズメダイ」とも呼ばれる。オスはやや気は強く縄張りを作って、5~6匹のメスを持ち、ハーレムを形成する。
もっともポピュラーな海水魚である。
オスカー、アロワナなど:インビジブル 1話
爆弾犯の花火師が熱帯魚マニア。今回も陰気な雰囲気に彩られる魚たち。魚たちは悪くないのですが、どうしても闇のイメージの時に使われがち。でも、魚たちもドラマを演出する重要な出演者。
オスカーはこの記事の先の方に記載していますドラマ『レッドアイズ』に引き続き登場。オスカーはちょっと闇の演出の時に出番が多いです。
別名、アストロノータス。
世界的に人気が高いアメリカンシクリッドの1種です。原産地南アメリカではこの魚を食べます。
アロワナ…、これはシルバーアロワナでしょうか。一時、ブームを巻き起こして、今でも大人気。私も大好きな魚の一つ。優雅に水面を泳ぐ姿は王者の風格。体長1m。生息域は南米アマゾン川の上流から下流まで、ペルー、ブラジル、南米ギアナなど広範囲にわたる。
アロワナにはいろんな種類がいますが、シルバーアロワナはその代表品種。肉食でエサにはメダカや金魚を与えます。
トビエイ:DCU 6話
高田和美(原田佳奈)の海で溺死体が上がり、体内の水質分析の結果、サンシャイン水族館の水槽で殺されたことが判明。新名(阿部寛)たちDCU(DEEP CRIME UNIT)の捜査で、水族館の魚サプライヤーをしている木見一郎(加藤雅也)が犯人と分かるが、証拠となるダイヤモンドを食べてしまったのがトビエイ。
最近、このトビエイは食欲が落ちていたようだが、ダイヤモンドを食べていたとは…。科学捜査ラボ班長の黒江(市川実日子)がトビエイに麻酔をかけて、ダイヤモンドを取り出して事件は解決する。このトビエイは物語の中ではかなり重要な役だ!
トビエイとはエイのグループの一つで細かく分けるとたくさんの種類がいる。私はエイにあまり詳しくないので、このトビエイの名前がわからない。
でも、ドラマで活躍して立派にお役目を果たしたトビエイに感謝しています。お疲れさまでした!
熱帯魚屋さん:最愛 5話
宮崎大輝(松下洸平)の大学時代の陸上部の仲間の1人・長嶋透(金井成大)が営む熱帯魚屋さん。理由があって陸上部の人たちとは距離をとってきたが、刑事の大樹は渡辺昭(酒向芳)殺害事件の件で容疑者の朝宮優(高橋文哉)の事を聞きに行った。
ドラマより水槽に目が行って大変だった。やはりメインはアジアアロワナなのか。
プラチナエンゼルフィッシュ:特捜9 season4 12話
殺害に人工海水使われていたということで、小宮山(羽田美智子)は古賀優子(三津谷葉子)宅にある水槽が犯行に使われたのではないかと考えたのですが、当然ながらこの水槽にいるエンゼルフィッシュたちは淡水魚。
もしかして魚たちに容疑がかかったのでは?と焦ったシーンでしたが、そんなはずないよね。結局、夫は生きていて、優子の我がままで身代わり殺人が行われていたという結末。
エンゼルフィッシュと言えば観賞魚の代表格。いろんな品種改良がされて、いろんなエンゼルがいる。遺伝子パターンは120種以上とも言われています。
南米のアマゾンを中心に生息して水の流れが穏やかなところに生息していますが、気性は荒く、肉食性。口に入る小さな魚との混泳はやめた方がいい。
プラチナエンゼルはエンゼルの中では気性は穏やかで初心者向け。ドラマの中に出てきた水槽にはカージナルテトラなども混泳していた。
レッドグラミー:コントが始まる
中浜里穂子(有村架純)の家にレッドグラミー3匹がいる。実は名前がついていて、里穂子が大好きなお笑いトリオ『マクベス』の春斗(菅田将暉)、潤平(仲野太賀)、瞬太(神木隆之介)である。
里穂子が人生で苦しい時に助けに来てくれた妹のつむぎ(古川琴音)が買ってくれた。とてもいいドラマのだが、里穂子の部屋が映るとどうしても水槽に目が行ってしまう。小さいけどとてもきれいな水槽だ。
レッドグラミーは奇麗に見えて気が強い。飼育は簡単で体長は10cmぐらいになるので、小型の魚とは混泳を避けた方がいい。
インディアンモレイ:恋はDeepに
芝浦海洋大学の鴨居研究室の特任研究員である渚海音(石原さとみ)が家で飼っているインディアンモレイ(ウツボ)。
渚海音は海洋オタクで、つい海洋生物に例えて、海洋生物側に立って話をしてしまう。
このドラマではたくさんの海洋生物が出演していますが、このウツボは海音の恋の相談相手?にもなっています。
インディアンモレイは珊瑚海やミクロネシアなどに分布して、日本では小笠原諸島などの南日本で見られます。
夜行性で、昼間は岩穴などに隠れていて、小魚や甲殻類、イカなどの頭足類を食べます。鮮やかな黄色と黒がいいですね。
雷魚:相棒19 第19話
仮想国家 ネオジパングを作った加西周明の部屋に大きな水槽と大きな雷魚を発見!
英語ではスネークヘッドと呼ばれ、日本にはカルムチー、タイワンドジョウ、コウタイの3種がいるが、いずれも東南アジアからの外来種。
多分この水槽の雷魚はカルムチー。ちなみに、血管が発達しているので空気呼吸もできる魚です。全長は80cmほどになるが、1mを超えることもある。
いかにも怪しい雰囲気を演出している。向こうの水槽にも銀色の観賞魚がいますが、残念ながら私には何の魚か分かりません。
オスカー:レッドアイズ 第5話
鳥羽クリニックの一室にある水槽の中に優雅に泳ぐオスカー発見!アルビノもいるぞ。
由梨(松下奈緒)が鳥羽(高嶋政伸)のカウンセリングを受けに来たシーン。
別名、アストロノータス。
世界的に人気が高いアメリカンシクリッドの1種です。原産地南アメリカではこの魚を食べます。