【ひきこもり先生】を手短にご紹介|生きよう、生きよう!不登校生徒が13人の梅谷中学校STEPルーム!

おすすめ(80~89点)
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おすすめ度:85点(おすすめ)

 ひきこもり先生は2021年春、NHK、毎週土曜夜9時に放送。主演は佐藤二朗さんです。11年間のひきこもり生活を経験した主人公・上嶋陽平は、ひょんなことから公立中学校の非常勤講師となり、不登校の生徒が集まる特別クラス「STEPルーム」を受け持つことに。

新時代への不安と向き合いながら社会とのつながりを模索する大人と、子どもたちの物語。「生きていける場所」を求める日本人へのメッセージを送ります。

感想

第1話

梅谷中学校の不登校生徒が13人ってちょっと多くないですか。昔と違って今は多くなっているのかな。無理やり学校に連れいくのもあまりよくないと言わる現代だが、基本的には学校に行った方がいいと言われます。

夏休みの間に祥子(佐久間結衣)と藍子(鈴木保奈美)の努力もあって13人中7人が2学期の初日に投稿しました。目標は全員登校することでしたが、まあ、よかったです。

ついに、陽平(佐藤二朗)も先生になることを決意して植木鉢を持って出勤します。いつもはお笑い演技の佐藤二朗さんですがこのドラマでは真剣に演じています。

ですが、ぬいぐるみを持ってたり、花に話しかけたり、焼き鳥がまずかったりと佐藤節を少しずつ織り込んだ演技が垣間見えました。高橋克典さんがどこか軽くて、校長に見えませんが、今どきはこんな校長もいるかもしれません。

校長にしては格好良すぎるかも。

ひきこもり経験がある先生が生徒たちをどう立ち直らせるのか楽しみです。

全話見終えて

大人の事情と子供の気持ちが交錯します。いじめや不登校を失くしたい榊校長でしたが、それは自分の昇進の為だった。この件については榊が悪いな。

一度は榊の圧力で、生徒のために梅谷中学校にいじめがなかったと教育委員会に報告した上島でしたが、考えを改めてじめがあったことを報告。さらに、磯崎は榊校長の圧力をかける発言を記録したボイスレコーダーを提出。これにより、榊校長の目が覚めた。

大人の事情で苦しむ生徒をそのままにしていた榊校長の悪人ぶりが浮き彫りになりましたが、最後に新型コロナウイルスが生徒たちをそいます。やっとの思いで卒業式に参加しようとしていたSTEPルームの生徒たちでしたが、学校が休校になりその願いも届かなかった。

やっと、学校が好きになったのに・・・、と生徒や磯崎、上島、深野が落胆します。

榊校長の判断で校門の前に集まったSTEPルームの生徒たちを校庭に入れましたが、これはどうだろう。ドラマだからいいけど、実際に会ったら問題じゃないかな。子供達には理解できないがウイルスは危険だ。とドラマと現実の狭間を漂う私。

でも、ドラマだからやりたかった事を代弁してくれているんだろうな。いろんなことがありましたが、上島を演じた佐藤二朗さんが凄いです。やっぱりいい役者だな。

コロナ禍で矛盾を感じる世の中になった事は明らか。それぞれの事情を鑑みて日本は動き、その動きに人々は合わすしかない。生徒たちはその被害者といってもいいだろう。

しかし、この経験を持って、これまでにない大人になっていほしい。

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相関図

登場人物

上島陽平 – 佐藤二朗

上島陽平(うわしま・ようへい)は11年間引きもこもっていたがようやく社会復帰をし始めたところ。まずい焼き鳥屋『うめ』の店主ですが、客は来ない。

磯崎藍子 – 鈴木保奈美

磯崎藍子(いそざき・あいこ)は梅谷中学校にスクールソーシャルワーカーとして働いている。不登校の生徒を登校させることが使命。

榊徹三 – 高橋克典

榊徹三(さかき・てつぞう)は梅谷中学校の校長。不登校問題を何とかしたい。陽平を特別講師として招き入れる。

内容

第1話

上嶋陽平(佐藤二朗)は、客と話をしない、サービスもしないという一風変わった焼鳥屋の店主。そんな陽平が、市立中学校の非常勤講師を依頼される。不登校生徒を支援する学級の人手不足を解消するために、榊校長(高橋克典)が白羽の矢を立てたのだ。榊はスクールソーシャルワーカーの磯崎藍子(鈴木保奈美)とともに説得するが、陽平は固辞。しかし、不登校児・奈々(鈴木梨央)と出会い、関わるうちに少しずつ心を開いていく。

出典:ひきこもり先生 公式HP

ネタバレ

梅谷中学校のSTEPルーム担任は深野祥子(佐久間結衣)。STEPルームは不登校の生徒が登校できるようにしていくクラスなのですが、不登校生徒13人中2人しか登校していない。榊は夏休み中に全員出席できるようにと深野と藍子に指示します。

ひきこもりカレッジで講師としてブツブツ何を言っているのかわからない陽平に目を付けた榊。陽平は梅谷中学校の卒業生でもある。深野は不登校の堀田奈々(鈴木梨央)が気になって自宅に行くが奈々は部屋から出てこない。

榊と藍子が陽平の焼き鳥屋に行くと、焼き鳥はまずく、自分に自信がなく、学校も自分に関係ないとしか言わない陽平に藍子は怒って店を出ます。

陽平は夜の公園でブランコに乗る奈々に会います。奈々は陽平の行動に驚いて走って逃げていきますが、大切なぬいぐるみを落としてしまう。

ぬいぐるみを探しに奈々がブランコに戻ると、陽平がいて焼き鳥を奈々に渡して去ります。奈々一口焼き鳥を食べますがまずい。

翌日、奈々はネットでまずい焼き鳥屋を検索して、陽平の焼き鳥屋『うめ』を見つけて、陽平に会います。陽平は自分がひきこもりだったことを奈々に話します。

陽平が奈々のipotを拭いてきれいにすると奈々は汚れが取れることがうれしくなって店の窓やテーブルをきれいに拭きます。奈々は母が不倫をして生まれた子供で自分の事が汚い人間だと思っていた。

元気になった奈々が家に帰ると母親が見知らぬ男を連れ込んでいて再び奈々は陽平の店に戻ります。

陽平が奈々の腕を見ると切り傷だらけだった。奈々が陽平に話していると藍子がやってきて、話しにくくなった奈々は走って店を出ていきます。藍子は陽平に先生に向いているかもしれないと考えます。

陽平は藍子に自分の子供を捨てたことを話し、自分は先生になる資格はないと藍子に話します。今、陽平が大切にしているぬいぐるみは娘のものだった。

藍子は中途半端に奈々に関わらないでほしい、もし関わるなら先生になることと陽平にくぎを刺します。

陽平は奈々の事が心配になって夜の公園にいくと、奈々がブランコに乗っていた。奈々が陽平に駆け寄ると「話を聞いてくれてありがとう、さよなら、元気でね」と伝えて走っていきます。

陽平が奈々の後を追うと、奈々は歩道橋から飛び降りようとします。奈々は生まれたくなかったと泣きます。陽平は奈々に「生きよう、生きよう」と何度も繰り返して、奈々を抱きしめます。

2学期が始まり、STEPルームは13人中7人が登校しました。全員とはならなかったが榊は一安心して、祥子は喜びます。陽平も先生としての1日目を迎え、花が咲く植木鉢を持って学校に向かって歩いていきます。

第5話(最終回)

ひきこもっていた陽平(佐藤二朗)は、不登校クラスの生徒たちの励ましで学校に復帰する。陽平は梅谷中学校を本当のことが言える学校に変えようと奮闘するが、いじめが発覚することを恐れる榊校長(高橋克典)は陽平に圧力をかける。卒業式が近づき、不登校クラスの生徒たちは、不登校クラス独自の卒業式をやりたいと祥子(佐久間由衣)に訴える。その矢先に、コロナの影響で全国一斉休校の要請があり、校長は決断を迫られる。

ネタバレ

2020年2月27日、安倍首相が学校休校を決断し、榊校長は卒業式の中止を決定します。しかし、STEPルームの生徒たちは卒業式が行われる予定だった日に校門の外に集まり、卒業式を行う。

生徒たちは校門に集まった先生や榊校長たちになぜ、卒業式が出来ないのか聞かれるがうまく答えることができない。学校に来るように言われていたのに、学校に来れない事態となった事が歯がゆい生徒と先生たち。

そして、一斉休校になってから発言を控えていた上島が話し始めます。上島は学校に来れなかった生徒たちに卒業式を諦めずにやったことを誉めます。

「諦める事を諦めましょう」と上島は榊に訴えます。すると、榊校長は校門を開けます。生徒と先生たち、榊校長、上島は校庭で距離をとって寝ころび、青空を眺めます。

主な出演者

主な出演者(敬称略)は佐藤二朗、鈴木保奈美、佐久間由衣、玉置玲央、半海一晃、鈴木梨央、室井滋、白石加代子、高橋克典です。

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