姫路城マラソン2023|念願のレースで、コロナ2019(新型コロナ)感染からの完全復活!奇跡の1秒!

マラソンの感動を教えます
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姫路城マラソン2023(2023年2月26日)に参加しました。12月の加古川マラソン2022から2ヶ月。

この間、コロナ2019(新型コロナ)に感染して、大変なこともたくさんあったけど、何とかレースまでこぎつけた!

念願の地元姫路!こみ上げる感動と、約7000人のランナーが、活気を放つ!4年ぶりの開催で気分が高まる!!

コロナ2019感染に不安が募る

年始にコロナ2019に感染して、1月は思うように練習ができなかった。スタミナも落ち、体調が戻らないまま2月に突入。

大会が近づくことに焦りを感じながら、何とか完走しなければと、徐々に練習で走る距離を伸ばす。コースは幻の姫路城マラソン2020で走っていたし、地元なので道はよく知っている。

ペース配分などイメージトレーニングもしていたが、大丈夫か?と不安を募らせながら、本番を迎える。不安と楽しみが混ざり合うレースとなる。

スタート前

前日に受付会場まで歩いて行って、ランナー受付を済ませ、レース当日も歩いて会場に向かう。こんなに楽なことはない!

そして、前回の加古川マラソンから使っている本番用のランニングシューズ『サッカニーのエンドルフィンスピード3』を履いて準備は万端。

加古川マラソンでは自己ベストが出たが、今大会ではどんな結果になるのか全く予想がつかない。

天気は良好だが気温は低い。家を出た7時30分の気温は2.5℃。会場について検温などを済ませスタートブロックに並んだ9時には少し気温は上がったものの5.0℃だった。

大会はスタートグループを2つに分けるウェーブスタート。私は後からスタートする第2ウェーブとなる。わかりやすく言うと、予想完走タイムの遅い方である。

たくさんの人が大手前通りに集まり、スタートを待つ。私は城近くのEブロックなので、城を見ながら、近くにいた名前も知らないランナーに声をかけて、話をしながらスタートを待つ。

こういう時間もマラソンの醍醐味と思う。

 

大会セレモニーを応援軍師の間寛平さんが盛り上げて、9:00になると、第1ウェーブのスタートの号砲がなる。当然のことだが、私はまだスタートしない。

第2ウェーブの人たちがスタート地点近くに移動すると、清元姫路市長の演説がはじまる。何を言っていたのか覚えていないけど、大会開催に満足しているようだ。

9:15になると、第2ウェーブのスタートの号砲が鳴る。私は51秒後にスタート地点を通過して姫路城マラソン2022が始まる。

コース

コースの説明は簡単でスタートして18kmまでずーっと上り、その後、33kmまでずーっと下り、そして、37.5kmまでずーっと上った後、ゴールまで下る。

ポイントは18kmまでの上りでどれだけ体力を温存できるかである。

前半から守り後半に備える!

レース スタート

できれば、途中の写真も撮りたいな~。と思いながらスタートするが、走り始めると、レースに集中。18kmまでの上りをどのぐらいのペースで走れるかが、目先のポイント。

初めの1kmは6分42秒となり、キロ6分軸にレースを組み立てたいところだが、人ごみのペースに巻き込まれたのがよくわかる。

だが、これは想定内、ペースを落ち着かせながら、沿道の応援に手を振りながら走り続ける。

コース沿道の学校近くでは吹奏楽部が演奏していたり、地元の応援隊が太鼓をたたいたりして、ここ数年のコロナ事情を吹き飛ばす声援に感動が大きい。

涙も出そうになる。「負けないで」「Tomorrow」など定番曲が私を後押ししてくれる。そうだ、負けてはいけない。

1つ目のポイントとなる横関交差点(7km地点)に着くころには、ペースも落ち着いてキロ6分で走れていた。

ここからは夢前川を北上する「ヤマサかまぼこ」を過ぎ、「置塩城跡」を過ぎて、10~18km地点ではキロ6分を少し切るペースで走っていた。

さて、気温の方はなかなか上がらず、寒さ対策で来ていた百均で購入したポンチョを着たまま走り続ける。

上りは順調にクリア

18km地点にようやくたどり着くと、ここから下りだ!とちょっと元気が出る。さすがに18kmも上りが続くとスタミナの消耗は隠せない。少し疲れたが、まだ大丈夫。

ここから33kmまで下りなんだから歩かず走り続けなければ、ここまで上ってきた甲斐がない!と自分に気合を入れつつもペースを乱さないように走り続ける。

ハーフ地点を2時間7分57秒で通過。非常にいいペースだ。この辺りから頭の中は今後のペース配分を考え始め、ゴールタイムまで予測してしまう。

私の目標タイムは4時間30分なので、ちょっと疲れたとしても、十分達成できるタイムである。そして、あわよくば、4時間20分…と欲もでる。

(参加賞の姫路城入城券)

 

下りでは絶対に歩かない!

せっかく上りを頑張ったのだから、下りでは絶対に歩いてなるものか!と意地でも歩かない宣言を心の中で何度も繰り返しながら、走り続ける。

25km地点でもキロ6分ペースをキープ。いい感じだ。と自分を鼓舞して、再び26.8km地点の横関の交差点に戻ってくる。

横関の橋を渡って、まだまだ夢前川を南下する。どこまでも長い下り。少しずつだがペースが落ちてきていることを実感するが、下りでは歩かない。

この決意を心の支えとして走り続ける。30kmを越えるとさらに少しペースが落ちる。もうキロ6分ペースは無理。33kmからの上りを考えると不安になる。

といっても走り続けるしかない。32kmを越えると、カウントダウンが始まるのだが、その直前は精神的に一番きつい。

(参加賞のポーチ)

とうとう自分ルール発動!

32kmを越え、橋を渡って夢前川を北上するのだが、ここからが上り坂。33.8kmの給水でとうとう歩いたが、給水エリアで歩くのは歩いたことにカウントしないのが私のルール。

給水エリアを過ぎて再び走り始めるが、35kmを過ぎたころにはさらにペースダウン。もう少しで上りが終わる。と心の中で自分を励ます。

上りが終わる直前には、左足も痛くなり、精神的にもかなり弱っていたが、何とか上り終える。37km過ぎの御立の交差点からゴールまでは下りとなる。

タイムを見ながらどれぐらいでゴールできるのか計算すると、4時間20分は無理だろうな~。

次に考えるのは、4時間24分11秒の自己ベスト更新になるか?である。計算するとこれは十分狙える。

しかし、ここからさらにペースが落ちる。地元なのでここから姫路城までの道の状況は細かな起伏も含めて熟知している。

最後の決断!給水パス!

走れるだけ走るしかない。40km地点を時間10分21秒で通過。自己ベスト更新も微妙になる。そこで、最後の40.9km地点の給水はパス!!

歩かず、走り続ける。

もう、こうなったら全力で走るしかない!と走り続けるが、自分が思っているほどスピードは出ていない。

好古園前を過ぎ、桜田門橋を越えると城に入る。あともう少し、ゴールは目の前だがスピードは出ない。

この辺からは、ゴールに向かって走るだけ。ゼーゼーハーハーと顔を歪めながらゴールする。

いつもながら、ヘトヘトのバテバテのボロボロでゴールするのだが、本当はもっと涼しげな顔で格好よくゴールがしたい。

(フィニッシャーズタオル)

自己ベスト更新なるか?

さて、タイムですが…、4時間24分10秒!なんと、自己ベスト1秒更新。しばらくたっていろいろ考える。

どこかで少しでも手を抜いていたら自己ベスト更新はならなかった。この1秒の重みはしばらく忘れないだろう。

マラソンは人生に例えられることもあるが、この1秒を手に入れた過程は私の人生の糧になりそうだ。

やっぱりマラソンはいいね。

(完走メダル)

レースを終えて

前回の加古川マラソンに続いて1秒といえども自己ベスト更新に成功!練習の成果と言ってくれる人もいるけど、

練習の成果を本番で引き出すシューズ(サッカニーのエンドルフィンスピード3)に出会えたことが大きい。

やっと走ることができた念願の姫路城マラソンでしたが、すごくいいコースで、沿道の応援も心地よく、とても楽しめた。また来年も挑戦したい。来年も抽選で当たりますように。

恒例のガンプラコラボ

敵から姫路城を守れ!V作戦発動!!あれ、1機小さいぞ!?

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