【ハケンの品格2020】を手短にご紹介｜伝説を作るスーパー派遣社員！日本沈没を危惧する大前春子？

スペインから帰ってきた大前春子（篠原涼子）がS&F社に派遣の面接でやってくると、数々の伝説を作った事を知っている里中は丁寧にあいさつしますが、伝説を聞いた事しかない部長の宇野一平（塚地武雅）は不愛想な態度をとる春子に釈然としません。

｢私を雇って後悔はさせません。三ヶ月間お時給の分はしっかり働かせていただきます｣
こうして、伝説のスーパーハケン大前春子は戻ってきます。

春子が帰ってきたことを聞いた　旭川支社 支社長補佐の東海林武（大泉洋）は｢とっくりが舞い戻ったって本当か！｣と本社に現れ、なぜか七輪を持った春子との再会しますが、完全に無視されます。

そんな中、春子は停泊するクルーザー上での社運をかけた商談で、ロシア語の通訳を任されます。しかし、宇野を中心に商談を成立させようとしますが、商談は決裂寸前となり、同行していた里中の携帯が鳴ります。

新人ハケンの小夏（山本舞香）からです。

｢助けてください。人事部の人達に監禁されて･･･｣
小夏はハケンの亜紀（吉谷彩子）が社員からセクハラされているのを、匿名で社内の目安箱にメールしたら、逆に軟禁されます。

商談を成功させるためにクルーザーを走らせた春子でしたが、里中とともにジェットバイクに乗って保養所近くの海岸に上陸して保養所に行きます。しかし、小夏たちが監禁されている部屋には鍵がかけられ開けることが出来ません。

すると、春子はチェーンソーを持ってきて扉を切り裂き、小夏たちを助けます。

春子は再びクルーザーの商談の場に戻ると、商談はまたもや難航しており、春はクルーザと商談相手を連れて、干物をご馳走すると商談は無事成立します。

その夜、東海林は里中と花見に行く話をしをしていると、春子が横切ります。東海林が春子を誘うとあっさり断られます。

里中（小泉孝太郎）が人生を賭けたコンビニプロジェクトでしたが、パイロット店舗での内覧会で、株主や投資家たちには評判が悪くまりました。

しかし、本来のターゲットである働く女性や、子育てを頑張るお母さんたちと彼らとは客層が違うと考えた里中は宮部社長（伊東四朗）にもう一度、パイロット店舗を開きたいと直談判します。

宮部社長（伊東四朗）は里中の申し出を了承しますが、大前春子（篠原涼子）提案のレジ横で売るアジフライは春子がAIと囲碁勝負で勝てば認めると言います。

里中は囲碁アマチュア7段の春子にAIと囲碁勝負を頼みますが、春子ははじめから勝つ気はなく、勝負は定時の5時になると「参りました」と帰っていきます。

そんな中、ターゲット層の女性客をコンビニのパイロット店の開催日となります。春子は早朝から海へ出てアジを仕入れると、S&Fの厨房に侵入してアジフライを作り始めます。

しかし、料理の途中で警備ドローンが春子を不審者と判断して、警告を発し続けると、春子はドローンを一撃で倒します。

しかし、春子はあとから来た警備員に捕まって、あとは出勤してきた東海林武（大泉洋）に任せます。そして、店が開くと、東海林がアジフライを持ってきます。

さらに、春子もアジフライのかぶり物をしてアジフライの販売に尽力します。店は盛況に終わり、アジフライも売り切れなると、ちょうど5時になって、春子はみんなの前から去っていきます。

春子は今朝、ドローンを破壊したことでS&Fにハケン契約を解約されていました。

今日一日春子は無償でアジフライを売りさばいたことをみんなが知ると、会社に戻った里中は宮部社長に春子の解約を取り消すように頼みますが宮部社長は取り消しません。

正社員と派遣社員を区別して、何でもAIの支持に従う宮部社長のやり方についていけない里中が辞表を提出すると、AIはリストラ候補に宮部社長を挙げます。

＜1年後＞

浅野（勝地涼）と東海林は課長となり、2人の尽力があって宇野部長（塚地武雅）たちもリストラされず会社に残っていますが、宮部社長はAIの判断に従って社長を辞めました。

S&Fを辞めた里中はS&Fから引き抜いた福岡亜紀（吉谷彩子）、千葉小夏（山本舞香）、井出祐太郎（杉野遥亮）と惣菜屋AJIのオープンの日を迎えます。

東海林と浅野は偵察と称してAJIにやってきて、春子も夢だった演歌歌手となって近工作（上地雄輔）が連れてきます。店の中ではいつものように東海林と春子を中心に馬鹿騒ぎが始まり、春子が歌うとたくさんのお客さんがやって来ます。