おすすめ度:100点(推しドラマ)
個人差ありますは2022年夏、フジ系、毎週土曜夜11時40分に放送。主演は夏菜さん、新川優愛さん、白洲迅さんです。
ある日、夫が、女性になったら…!?突如、性別が変わってしまう“異性化”に翻弄される夫婦の物語!
感想
第1話
異性化…。突然倒れた晶(白洲迅)が女(夏菜)になった。たまにあるようだ。死ななかったことは良かった。とりあえず、ホッとする妻・苑子(新川優愛)。実家の家族や会社の人たちも異性化の勉強をしてくれて、晶の仕事復帰も順調にできた。
取引先の人たちも戸惑いながらも対応してくれる。なかなかいい世の中じゃないか。
でも、晶の心の中で、男としての気持ちが消えつつある。雪平先輩(馬場徹)のやさしさに心が反応する。そして、体にも変化が…。体験したことのない生理。
このままでいいのかと憤りを感じる晶。
苑子は女同士の生活を楽しみつつも、女になった夫を夫として見ることができるのか自分に問う。
と、晶と苑子がこれからのことを考え出したところで、1話が終わる。
入れ替わりではなく異性化。瀕死の状態から目覚めたら女になっていた。ドラマの中でも話題になっていたが、晶(女性)が美人でよかった。男前の白洲迅さんだから、異性化しても、美人の夏菜さんだったのかな。
もし私が異性化していたら、誰になっているんだろう。お笑い芸人の○○さんや△△女優の××さんかもしれない。笑えるならいいけど、周りの人や自分が引いてしまう人は嫌だな~。
瀕死の状態から復活したら異性化していた晶。”瀕死の状態から復活したら”と言えば、ドラゴンボールのサイヤ人と似ているような設定。もし、悟空やベジータが瀕死の状態になるたびに異性化していたら、と想像するとちょっと笑える。
フリーザも驚くだろう。いや、フリーザもその能力を欲しがるかもしれない。異性化するためにドラゴンボール集め…。だ、ダメだ妄想が止まらなくなりそう。
異性化した夏菜さんの演技が自然でよかった。この入れ替わりドラマとは全然違う感じですが、夏菜さんがとてもいい感じ。これからの展開が楽しみだな~。
全話見終えて
異性化体質とは言うものの、コントロールできない晶。出張先で雪平とベッドを共にしたら男に戻った晶はリバースするためにはセックスだと考える。男になった晶はそれを悟るが、今度は男に戻っても苑子とセックスするのが怖くなる。
しかし、子供が欲しいと言い出す苑子とセックスると昌はまた女に戻る。すると、苑子は晶が誰かと寝て男に戻ったのだと気付く。苑子はショックで家を出るが何とか受け入れようと努力する。
そのころ、晶は偶然知り合った異性化体質の横山が心から好きな女性と寝たことで男に戻ったことを知る。女同士でも元に戻るのか…。
雪平は男性としての経験と異性化によって得られた女性目線で仕事をグイグイ進めていく晶を見て、これまで男と女を区別していたことに間違い?と感じ始める。女性化した晶と寝た雪平は晶と距離を取っていたが、再び晶と仕事でコンビを組む。
1人になった苑子はもう一度自分を見つめなおす。一体、何が好きで晶と結婚したのか…。異性化体質の晶と向き合うかことができるのか。
晶も1人になって、苑子に何がしてやれたのか?と苑子と結婚した理由を考える。苑子がやりたいことに気付かずに、自分の好みを押し付けていなかっただろうか…。
苑子は自分らしさを取り戻して、髪を切り、晶があまり好きじゃない香水をつけて帰ってくる。晶は仕事で進めているコスメ商品を苑子に見せて、一緒に暮らしたいと話す。
苑子は女性化している晶をベッドに誘い、晶を受け入れる。晶はリバースしなかった。2人は男や女に関係なく2人で夫婦をやっていくことを決める。そして、苑子は自分と昌が体験した異性化の事を小説にすることを決める。
時がたち、晶のコスメは好評で、さらに時がたって、苑子が書いた小説も「インクルージョン」も大好評となる。そして、晶は(体外受精で)妊娠している。
と、物語は終わる。
すごい、終わりにびっくり仰天。男や女を飛び越えた登場人物の考え方の変化に驚くばかり。特に最終回は私の想像を越えた展開で、ましてや、晶が妊娠しているとは…。
このタイミングで男に戻ったらどうなるんだろう…。でも、すごい終わりだったな。これ、美人同士だから成り立つんだろうな。おじさん同士だったら描き方も変わるのかな。といろんなことを考えた。
異性化じゃないけど、死んだ美人妻がおっさんになって現れるってドラマがあったな。そうそうこれこれ。やっぱ、見た目って大事だよな。
いやいや見た目で判断してはいけない…。
やっぱ無理だ、自分の思考範囲の限界を見つけることができました。
相関図
登場人物
磯森晶(男性) – 白洲迅
磯森晶(いそもり・あきら)は100円ショップの商品企画部に勤めるサラリーマン。
5年前、小説家の苑子と結婚、2人暮らし。会話はあるものの、どこか冷めた夫婦生活を送っている。
ある日、瀕死の状態になったことをきっかけに、「女性」になってしまう。医師によると、身体ごと性別が変わってしまう「異性化」という現象で、「異性化証明書」を受けとり、身体は女性、心は男性としての生活が始まった。
磯森晶(女性) – 夏菜
磯森晶(いそもり・あきら)は女性化した昌。
初めての化粧、初めてのブラジャー、何もかもが初めてで、女性の苦労や生きづらさを知ることになる。
そんな矢先、憧れの先輩と2人で出張へ。女性になったことで男性へのまなざしが変わり、男性との間に微妙な距離感が生まれ始めた晶。感情を押し殺そうとするが…
自分は男性?それとも女性として生きていくのか?
磯森苑子 – 新川優愛
磯森苑子(いそもり・そのこ)は小説家。
磯森晶と結婚して5年、デビュー作の大ヒット以来、仕事は、スランプが続いていた。子育てをしながらの執筆活動は難しいと考えていて、晶とは子どもの話を避けている。それもどこか、冷えきった夫婦関係の一因だ。
夫が突然「異性化」したが、離婚の意志はなく、2人でこの難局を乗り切ろうと化粧を教えたり、女性として暮らせるよう懸命に支える。
内容
第1話
100円ショップ・リモナの商品企画部で働くサラリーマン、磯森晶(白洲 迅)は小説家の妻・苑子(新川優愛)と2人暮らし。一見平穏ではあるものの、どこか冷めた夫婦生活を送っていた。
ある日の夜、晶は脳出血で意識不明となり、救急車で病院に運ばれる。手術を受けて意識を取り戻したものの、苑子の前に現れたのは女性姿の晶(夏菜)。なんと、瀕死の状態から蘇生した際に、「異性化」で女性になってしまったのだ!
※異性化…身体の性別が変わってしまう症状。症例は少数で未だ原因は究明されていない。出典:個人差あります 公式HP
第8話(最終回)
晶(夏菜)を思う気持ちを再確認した苑子(新川優愛)は、女性との行為でもリバースする可能性があるなら…と、自ら経験を積むため同性を相手にするプライベートサービスを利用し、カオル(音月桂)と出会う。カオルの心遣いに苑子は徐々に心を許して……。
一方、晶はコスメの開発を進めるなか、自分が苑子に今まで何をしてきたのか、本当に苑子を分かっていたのか、と自問自答。好きな人と一緒にいられることの尊さに改めて気付いていく。
二人が出した答えは…。出典:個人差あります 公式HP
主な出演者
主な出演者(敬称略)は白洲迅、夏菜、新川優愛、馬場徹、紺野彩夏、大水洋介、大浦龍宇一、鶴田真由、ビッケブランカ、小松利昌、大村彩子、螢雪次朗、片岡久道、長野里美、野田あかり、寒川綾奈、栗田芳宏、です。
出演者の関連記事