おすすめ度:100点(推しドラマ)
六本木クラスは2022年夏、テレ朝系、毎週木曜夜9時に放送。主演は竹内涼真さんです。大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』の“ジャパン・オリジナル版”。
感想
第1話
宮部新(竹内涼真)は転校初日に長屋ホールディングスの会長・長屋茂(香川照之)のどうしようもない息子・龍河(早乙女太一)を殴って、自分の信念に従って退学。父・信二(光石研)も長屋ホールディングスを辞める。
ある夜、信二が交通事故で死んでしまうが、その相手が龍河だった。茂は龍河の事故をもみ消そうとするが、松下刑事(緒形直人)が持ってきた写真には優香(新木優子)が見たことがある龍河の車が写っていた。
新は龍河のところに行き、龍河を何度も殴りつけると、新は警察に捕まり、2年以上3未満の実刑が下され、1話が終わる。
すべては茂の龍河を守るための陰謀。茂は龍河より無茶苦茶な奴だった。
茂のどうしようもない悪態に笑うしかない。言ってる事とやってることが全然違う。新は信念をもって行動しているのにどうしても茂の魔の手に負けてしまう。
これが復讐の始まりなんだろう。韓国版を見たことがない私には韓国版と比べることはできない。だから楽しめるところもある。次回から新の復讐劇が始まるのかな?
一筋縄ではいかないんだろう。楽しみ~。
全話見終えて
土下座をするか、させるか。長屋茂(香川照之)と宮部新(竹内涼真)の勝負の行方は?宮部新は父の敵を討つために刑務所に入り、刑務所から出てからも長屋をぶっ潰すことに執念を燃やす。
人間性で周りの人たちを引き付ける新に対して、長屋茂は家族を大切にする本来の夢が、いつしか長屋ホールディングスを守ることを一番大切にすることになっていた。長屋のためなら息子の龍河(早乙女太一)も見捨てるのだが、龍河は長屋の最大の汚点と言ってもいい。
もともと性格は悪く、学生の時は友達をいじめ、新の父親・宮部信二(光石研)をひき殺した事故においても長屋茂の力を借りてもみ消していた。このもみ消しを知っているのは新と楠木優香(新木優子)。
優香は新が自分を助けに来てくれることを信じて、一矢報いるために長屋にもぐりこむ。新は出所してから二代目みやべを立ち上げて、巨大な長屋ホールディングスを越えること目指す。
二代目みやべには天才マネージャー・麻宮葵(平手友梨奈)、刑務所で知り合って喧嘩が強い内山亮太(中尾明慶)、葵を好きで、長屋茂の次男である長屋龍二(鈴鈴鹿央士)、素人だったがシェフとして急成長するジェンダーシェフ・綾瀬りく(さとうほなみ)。そして、陰で新の資金調達を担当する桐野雄大(矢本悠馬)がいる。
桐野は学生の頃、龍河にいじめられていたことを新がかばってくれた恩で刑務所に入っていたころから新の父の保険金を資金運用して増やしていた。
新は仲間たちともに長屋茂からの嫌がらせを受けながらも、逞しくなって、どんどん長屋に迫っていく。
そして最終回。
龍我が葵と龍河を拉致して、警察事件となる。新は葵の居場所を教えてもらうために長屋茂に土下座する。土下座勝負は長屋茂が勝つがこれを勝利と言っていいのか…。拉致を盾に取った長屋茂はもう壊れていた。
拉致事件は新と新の仲間によって解決するが、これにより長屋ホールディングは壊滅的な打撃を受け、新は長屋ホールディングスの買収を進める。
長屋茂が新の店に唐揚げを食べに来ると、長屋のから揚げと似ている味を堪能する。それは当たり前で、龍河が殺した新の父・宮部部長は長屋のから揚げの味を一番知っていた。
長屋茂は新に長屋を奪ないでくれと土下座をしようとするが、今の長屋茂の土下座に価値はないと新は土下座をさせず店を出ていく。
新はあくまでも長屋はいい店で、相川(稲森いずみ)を中心として立て直すために買収する。
新は学生の頃から好きだった優香ではなく、今、自分を支えてくれている葵を選んで、物語は終わる。
竹内涼真さんと平手友梨奈さんが抱き合ったとき、涼真さんデカって!思いました。こんなにデカかったかな。
優香vs葵も最後の大逆転!葵は手に入れたいものはすべて手に入れると言っていたが、新の心も手に入れた。優香と葵の戦いも冷戦状態えすが互いを認め合っているようだ。ちょっとしたピリピリ感は今も残っている。
いや待て、そんなことより、このドラマを放送中に香川照之さんの銀座のホステスで女性への性加害者事件が報道され、大変なことに!
香川照之さんはいろんな番組を降板して、このドラマがどうなるのか心配していたが、何とか最終回までこぎつけた。でも、香川照之さんを見納めになるんじゃないかな。って心配は残る。
香川照之さんは何倍返しされたんだろう。土下座にも価値がないようだ…。
相関図
学生時代
復讐編
登場人物
宮部新 – 竹内涼真
宮部新(みやべ・あらた)は六本木の居酒屋「二代目みやべ」店長。父子家庭で育つ。
人間関係に不器用で不愛想だが、真っすぐな性格で、父から教えられた「信念を持って生きよ」を貫く。新を絶望の淵に追いやった長屋ホールディングス会長とその息子に土下座をさせて罪を償わせるために、復讐を心に誓う。
楠木優香 – 新木優子
楠木優香(くすのき・ゆうか)は新の同級生で初恋の人。長屋ホールディングス勤務。幼少期に親に捨てられ、長屋ホールディングスが資金援助する児童養護施設で育つ。
自分を支援してくれる長屋ホールディングスに恩義を感じるものの、敵対する新との間で気持ちを揺さぶられ、ジレンマを感じる。
長屋茂 – 香川照之
長屋茂(ながや・しげる)は日本の外食産業トップに君臨する長屋ホールディングス会長で創業者。
1軒の定食屋から始めて、巨大コンツェルンを作り上げた外食業界の生ける伝説で、長屋ホールディングスに人生を捧げている。
長屋の成長のためなら手段を選ばず、常に利益を追い求める非常に強欲な人物。好きな言葉は「弱肉強食」。
内容
第1話
2006年秋――父子家庭で育った高校生の宮部新(竹内涼真)は、愛想はないが真っすぐな性格に育ち、父・宮部信二(光石研)からの教えである「信念を持って生きろ」という言葉を胸に、警察官になることを夢見ながら父と支え合い仲良く暮らしていた。そんなある日、信二が本社へ栄転することに伴って、新は転校することに。その前日、これまで信二が何かと気にかけていた養護施設に支援物資を届けるために一緒に向かった新は、信二が娘のように可愛がる楠木優香(新木優子)を紹介されるが、不愛想な性格ゆえにそっけない態度をとってしまう。
そして迎えた転校初日。クラスに案内された新は、偶然にも優香の隣の席になり、気まずさを感じていると、突然、教室である事件が発生! クラスメイトの桐野雄大(矢本悠馬)が長屋龍河(早乙女太一)に使い走りにされた上、執拗ないじめを受けるのだが、なんと他の生徒だけでなく先生までも見て見ぬふりで…。実は、龍河は新の父が勤める巨大飲食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂(香川照之)の長男で、学校にも莫大な寄付をしている父の権力を振りかざして傍若無人に振る舞っていたのだ。居ても立っても居られなくなった新は、優香の制止を振り切って龍河の顔を殴ってしまい…!
連絡を受けて学校にやって来た茂、そして信二を前に、茂の顔色を伺う校長先生は新を退学処分にすると告げるが、茂は新が土下座をして謝れば退学処分にせずに許すと言い出す。しかし、父の教えを大切にする新は信念を貫き、「龍河に謝ることはできない」と土下座を拒否。信二はそんな新を誇らしいと言い、自らの退職も申し出て、信二は長屋ホールディングスを辞め、新は退学することに。父を巻き込んでしまったことに申し訳なさを感じる新に、信二は「これからも信念を貫け」と優しく心強い言葉をかけ、父子で心機一転、前を向いて動き出すことを決意するのだが…この一連の理不尽な出来事は、やがて待ち受ける長屋ホールディングスとの壮絶な戦いの序章に過ぎなかった――!
出典:六本木クラス 公式HP
第11話(最終回)
意識不明で病院に運ばれてきた宮部新(竹内涼真)だったが、やがて意識を回復。そのニュースを目にした長屋龍河(早乙女太一)は何かを企み、長屋茂(香川照之)に電話で麻宮葵(平手友梨奈)と長屋龍二(鈴鹿央士)の居場所を伝えた上で、「僕から最後に、父さんにプレゼントを贈るよ」と告げる。一方、龍河からあるメールを受け取った新は、涙ながらに訴える楠木優香(新木優子)の制止も振り切って、体を引きずりながら内山亮太(中尾明慶)と共に茂のもとへ向かう。龍二たちの居場所を聞く新に、この期に及んで茂は「この私に、土下座できるか?」と言い放ち…!
その頃、倉庫内に閉じ込められていた葵と龍二は、龍河に反撃して部屋から逃げ出すも、追ってきた龍河と木野(松田賢二)らに追い詰められ…!
「俺は葵を助ける」――命を懸けてでも葵を助けることを決意する新。無事に葵を救い出すことができるのか!? そして、亡き父・信二(光石研)の仇である茂に対する新の《復讐》は、どんな結末を迎えるのか――衝撃の最終回がついに幕を開ける!
出典:六本木クラス 公式HP
主な出演者
主な出演者(敬称略)は竹内涼真、新木優子、平手友梨奈、早乙女太一、中尾明慶、鈴鹿央士、さとうほなみ、近藤公園、田中道子、光石研、矢本悠馬、緒形直人、稲森いずみ、香川照之です。