評価:90点(見てほしい)
ズバッと内容:右手の怪人が正義の味方?
仮面ライダーオーズは2010年9月5日~2011年8月28日に全48話で放送された平成第12作目の仮面ライダーです。この放送期間中に、1971年からはじまった仮面ライダーの放送1000回記念が行われました。
オーズの名前の後ろについている/OOOは劇中に登場するメダルを表しています。∞にもう一個〇が付いているので、”無限を超える”と、物語の中でハッピバースデーをよく歌う会長が言っていました。
仮面ライダーオーズはこれだ!
主人公の火野映司が変身します。仮面ライダーオーズはベルトにコアメダルを装着することで、頭、上半身、下半身がそのコアメダルの特性をもつスタイルにフォームチェンジします。
この写真は「タトバ」コンボと言って、頭がタカ、上半身がトラ、下半身がバッタになっています。名前は簡単それぞれの頭文字をとって「タトバ」コンボと言います。
この「タトバ」コンボはよく登場する基本形ともいえるでしょう。コアメダルのパターンを変えることでいろんなコンボが出来ます。オーズはフォームチェンジが一番多い仮面ライダーです。
変身シーン
アンク
仮面ライダーオーズに変身する火野映司の相棒はアンク。右腕だけのグリードです。なので、第一話で重傷を負った刑事の泉信吾の体を乗っ取り、火野映司とともに多国籍料理店「クスクシエ」住むことになります。
アンクは自分の目的(コアメダルの回収)のために映司を利用しますが、お互いの信頼が芽生えていきます。目的の違いから映司と敵対する時もありますが、映司とアンクは最高のコンビです。
封印が解け、他のグリードとともに復活したアンクでしたが、アンクだけはなぜか右腕しか復元しませんでした。アンクは自身の完全復活のために他の映司とともにグリードたちと戦います。
仮面ライダーバース
鴻上ファウンデーションの鴻上生体工学研究所で真木によって開発された仮面ライダーでです。本来メダルはグリードたちの体を構成したり、エネルギーになるものですが、仮面ライダーバースはセルメダルを武器やエネルギーにして戦います。終盤、バースは外国から帰ってきた伊達明が復活し、2代目の後藤慎太郎とともに2体登場します。
豪華出演者
火野映司 – 渡部秀
仮面ライダーオーズに変身する主人公です。世界中を旅する青年ですが、アンクと出会ったことで、仮面ライダーオーズになります。学生時代から困った人を助け、世界中の子供達を救う事・世界を変える事を目標としいる。旅に出るのに必ず持っていくのがパンツである。
アンク (泉信吾)- 三浦涼介
第1話で重傷を負った泉信吾刑事の体を右手だけ復活したアンクが乗っ取り、アンクと泉信吾が同一人物となる。アンクは怪人・グリードの1人だが、火野映司の相棒として、完全復活のためにグリードと戦う。
泉比奈 – 高田里穂
泉信吾の妹。なぜか怪力を持っており、260kgのライドベンダー(自動販売機みたいなもの)を持ち上げる緋奈。これには驚き、緋奈もこの怪力にコンプレックスを持っています。この他にも、緋奈の怪力は活躍します。
こちらは気を失っている映司をアンクと比奈がオーズに変身させるのですが、普通は逆でしょう。普通はアンクが映司を持ち上げるんでしょうね。
鴻上光生 – 宇梶剛士
鴻上ファウンデーションの会長で、ケーキ作りが趣味。ピアノも弾く。メダルにやたらと詳しく、欲望がすべての根源だと考えている。”ハッピーバースデー”と大声で物事の誕生、変化をを称える。
真木清人 – 神尾佑
いつも左腕に人形を載せています。この人形が落ちると真木は慌てふためきます。この人形がないと何もできない真木です。たまに人形が変化します。
メズール – 矢作穂香
メズールは母性を持つことに憧れる幹部の水棲系グリードです。いつも子供の様なガメルと一緒にいます。ガメルと融合して巨大グリードになり、オーズたちを窮地に追い込んだことがある。
ガメル – 松本博之
子供のように無邪気な重量系グリードで、強力な破壊力と屈強なボディを持つ。純粋すぎるがゆえに厄介なグリードでもあった。メズールから母親の愛情を受けることがガメルの幸せ。
豪華ゲスト!
渋川清彦、安藤玉恵
第7,8話で、渋川さんがダメ亭主・小森武。安藤さんが嫁・桃子を演じます。桃子が武に靴を投げると当たってそれを見ていたガメルが無邪気に街中の人の靴を他の人にぶつけて遊びます。
鈴木福
第10話で、爆弾が仕掛けられた遊園地のトイレで爆弾に気付かず、手を洗っています。爆弾を慌てて爆弾を止めにトイレに入ってきた映司に驚き!映司によって残り1秒というところで爆発は阻止されました。
高橋光臣
第17,18話に登場する玄龍武道館の剣道の師範・橋本勝を演じています。道場にヤミーが現れて木刀で戦いを挑みますが、映司が助けに来ます。
毎熊克哉
第26話に登場するボクシングの練習生。数秒だけの希少シーン。ボクシングジムに入ってきたヤミーにあっという間に倒されます。
鴻上ファウンデーション
鴻上ファウンデーションは鴻上光生が会長を務める会社で、人間であるにもかかわらずメダルを集めています。鴻上は「欲望が世界を再生する」という考えで、メダル集めをしています。メダルの収集にはオーズやアンクと手を組んだほうがいいと考えた鴻上は、オーズやアンクにバイクなどの戦うツールを提供します。
口癖は「ハッピー!バース!デイ!」。
趣味は「ケーキ作り」が主ですがピアノを弾いたりもします。
変化や、欲望、野望が大好きな鴻上は、それらによって新たに生まれる事や物を大いに好みます。オーズやアンクにとっては敵ではなく味方と言っていい存在。
鴻上ファウンデーションには終末の世界を望むドクター真木こと真木清人、仮面ライダーにメッセージを伝えたり、助けたりする鴻上会長秘書の里中エリカ、世界の平和を信念を持ち2代目の仮面ライダーバーズとなる後藤慎太郎、1億円を稼ぐため鴻上と契約して仮面ライダーバーズになった伊達明などがいます。
物語の内容
始まり
鴻上美術館で警備の仕事をしていた2人組が美術品を盗もうとしていたところ、赤色のコアメダルとその周辺にあったセルメダルが手の形になって、棺の封印を解きました。すると、棺自体がセルメダルとなってそのセルメダルが4体の怪人に変身しました。センサーが反応し護衛のライドベンダー隊隊長の後藤が到着し、メダルの覚醒を確認。鴻上の指示により、建物ごと破壊しましたが、怪人たちはメダルとなって逃げだした。その後もベンダー隊が怪人たちと戦うも全く歯が立たちませんでした。4体の怪人はグリードといいます。
展開
グリードはそれぞれの属性のコアメダルを9枚集めて、完全体になろうとします。右手しか復活しなかったアンクは映司とともに行動をします。鴻上ファウンデーションは独自でメダルを集めていたのですが、アンクと手組み効率よくセルメダルを集めます。
鴻上ファウンデーション研究所長の真木清人は世界の終末を求め、鴻上を辞めグリードと組みます。グリード内でも仲間割れや利害の一致出て組んだりを繰り返しながら物語は進んでいきます。アンクと火野映司も喧嘩をしたり、仲直りしながらで、アンクは体を求め、映司は人を守るため、鴻上は単なる欲望のため、グリードと戦います。
終わり
最後に残ったグリードのウヴァはすべてのコアメダルを吸収して暴走が始まり、空中に浮く大きな要塞となります。その要塞を支配するのが、終末の世界を目指すグリード化した真木。アンクとオーズが真木に最後の戦いを挑みます。最大パワーで戦ったオーズの攻撃にも真木はビクともしない。そこで、アンクは自分のコアメダルをオーズに投げ、オーズは最強の「タジャドル」コンボになる。そして最後の一撃を真木に放つ!
戦いは終わり、力尽きて空から落ちる映司を空を飛ぶ仮面ライダーバースが助けました。アンクからもらったメダルは割れ、アンクの姿は消えた。
ガメルとメズールの恋?物語
グリードのガメルはメズールが大好き。メズールもガメルが好き。でも何か違うような。そんなガメルをこちらの記事にまとめました。
放送1000回記念
第27話が放送999回、そして当然のことですが、第28話が放送1000回記念となりました。第27話では鴻上会長の「ハッピー!バースデー!トゥーユー!」の歌から始まり、鴻上会長がアンクと映司に1000回記念映画を作ることを提案することから始まります。
アンクは一度は断るが、コアメダルを取り返す情報につられて、映画の撮影を承諾します。たくさんの出演者が集まり、ゲストとして、ハリセンボン、森下千里さん、千秋さん、若槻千夏さん、杉村蝉之介さんも登場する異例の2話となりました。
これは懐かしい!改造されるシーンではないか!
ショッカー(自称:戦闘員)もたくさん登場します。そして、その一人がライダーに「戦闘員はいつかライダーを超えるだからその時まで誰にも負けんなよ。」とライダーを励まし、戦闘員の誇りの高さを感じた感動のシーンもありました。この回だけは一見の価値ありです。
主な出演者
主な出演者(敬称略)は渡部秀、三浦涼介、高田里穂、宇梶剛士、有未麻祐子、君嶋摩耶、岩永洋昭、甲斐まり恵、松本博之、山田悠介、橋本汰斗、未来穂香、神尾佑、飛田光里です。
劇場版
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コメント
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[…] 1話には登場してなかったと思うのですが、仮面ライダーオーズのヒロイン・泉比奈役を演じた高田里穂さんも出演ということで、懐かしい。 […]
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