映画【コンフィデンスマンJP プリンセス編】を手短にご紹介|狙いは50億円の手切れ金?1000億円以上の玉璽(ぎょくじ)?世界最高のATM?詐欺師大集合!

見てほしい(90点以上)
スポンサーリンク

おすすめ度:90点(見てほしい)

 コンフィデンスマンJP プリンセス編は2020年7月に公開された映画です。主演は長澤まさみさんです。

2018年春に、フジ系、毎週月曜夜9時から放送された「コンフィデンスマンJP」、前作映画の「 コンフィデンスマンJP ロマンス編」(2019年5月)に続く第2作目の映画です。

騙して大儲けするダー子たちが今回は舞台をシンガポールに移して大暴れ、最後のタネあかしに感動。そして、本当のタネあかしはオーラスに!!

内容と感想

内容

シンガポールの大富豪レイモンド・フウ(北大路欣也)が亡くなって莫大な遺産は誰も見たことがない末っ子・ミシェルに相続すると遺言書に書かれていた。そして、ミシェルと名乗るものが現れるがどれも偽者。

そこに目を付けたのがダー子(長澤まさみ)。ダー子は身寄りがないコックリ(関水渚)をミシェルに仕立て、自分はミシェルの母親として、フウ家に入り込む。DNA鑑定や、フウ家を守る執事のトニー(柴田恭兵)の調査も乗り切ると、コックリはミシェルとして認められる。

ミシェルはフウ家の当主として、スパルタ教育を受け、ダー子もまたフウ家の当主の母親として恥じぬように教育を受けます。

しかし、ミシェルの命を狙うものが現れ、コックリとダー子は命の危機にさらされますが、妨害されようとすればするほどやる気がわいてくるダー子とコックリ。兄弟たちに馬鹿にされても2人はくじけない。

いつしか、コックリはフウ家の当主として恥じぬ行動を身に着け始めますが、それはコックリの元々の性格もよさもあった。

しかし、トニーはミシェルが存在しない人物であることに気づき、日本のマフィア・赤星(江口洋介)にコックリとダー子の殺害を依頼します。

そして、ダー子の目的は50億程度の手切れ金だったが、1000億円以上と言われるフウ家の玉璽(ぎょくじ、紋章が入ったハンコ)へと変わる。

当主継承のパーティーの日。ミシェルはフウ家に恨みを持つ爆弾魔と対峙するが、そこでコックリは当主としての人間性をトニーに見せつける。トニーはコックリを偽者とわかりつつも、当主として認め、兄弟たちもコックリの細やかな行動や、レイモンドの手紙を読んでミシェルを当主として認めます。

一方、ダー子たちは赤星に命を狙われ、コックリと別れた後、赤星が雇ったナイフ投げの殺し屋に殺され、ダー子が奪った玉璽は赤星に奪われます。

と、ここでこの物語が終わることはなく。ここからタネあかしが始まります。

タネあかし1

ダー子は玉璽の存在を知ってからターゲットを玉璽に変更。玉璽を手に入れるために、エサまきをします。赤星とフウ家次男のアンドリュー(白濱亜嵐)とのつながりを逆手にとって赤星をパーティーに呼ぶ。

ジェシー(三浦春馬)を使って赤星が雇った暗殺者ハノイ(女2人組)を誘惑して、リチャード(小日向文世)が呼んだ波子(広末涼子)とモナコ(織田梨沙)に入れ替える。

祭典でコックリが玉璽を手にして落とした時にダー子が拾ってダミーと入れ替える。

コックリが偽者とバレることを恐れたダー子はスタア(竹内結子)を使って、わざわざコックリが偽者のミシェルだとトニーに思わせるが、そこにはコックリの当主としての素養をトニーが気づくだろうとの目算があった。これについてはダー子の賭け。

しかし、ダー子は玉璽をすり替えなかった。そのおかげで、赤星は偽の玉璽をつかまされることになった。

これらの結果、コックリはフウ家の当主として認められ、ナイフで殺されたと思われたダー子たちは無事。ダー子は玉璽を手に入れることができなかったが、大富豪フウ家の当主としてコックリを認めさせたことで、フウ家との強いパイプ(ダー子曰く、何兆円もの預金があるATM)を手に入れた。

タネあかし2

物語が始まる2年前。香港の居酒屋でダー子が「いい後継者を見つけるには架空のあととりを作って、呼びかける。そうすれば、詐欺師が集まってきて、その中から一番優秀な詐欺師を選べばいい。その辺の高学歴な奴よりよっぽど使える。」と話していた。

レイモンド・フウはその話を横のテーブルで聞いていた。

感想

故・三浦春馬さんや故・竹内結子さんの元気な姿が見れたことはうれしい。彼らの映像を見るたびに残念な気持ちになる。

さて、コンフィデンスマンJPもドラマや映画でたくさん見てきたので大体のパターンは分かっている。ダー子が死ぬわけないよな。と思いながらナイフ投げの暗殺者に殺されるダー子たちのシーンではハラハラもドキドキもしなかった。

この映画ではダー子の仕掛けを予想することも楽しみの一つ。

玉璽をすり替えなかったこと、本当のミシェルの母親の正体がスタアだったことは全く予想できなかった。何のために波子やジェシーが登場したのかも分からなかった。

ん?こう考えると、私はほとんどダー子の仕掛けを予想できていなかった。

そして、最後、ミシェルはレイモンドが作った架空の子供だったなんて…。レイモンドにも完全に騙された!いやー楽しかったな。

相関図

登場人物

ダー子 – 長澤まさみ

ダー子は正体不明の謎のコンフィデンスマン、ぼくちゃんやリチャードとコンビを組んで、ターゲットから大金を奪い取ります。高級マンションに住んで、札束が大好きな女性です。

仕事が上手くいくと部屋でド派手に打ち上げをして札鉄砲を撃ちまくります。今回は大富豪フウ家にコックリとともに入り込む。

ぼくちゃん – 東出昌大

ぼくちゃんはダー子の幼馴染で、人を騙すことを嫌いながらもダー子に協力します。何度もダー子から離れようとしますが、結局ダー子の下に返ってきます。気持で動くのがぼくちゃんの特徴です。

今回は食事がかかりとしてフウ家に入り込むが、ダー子の指名でダー子とコックリを守る専属SPとしても働く。

リチャード – 小日向文世

リチャードは適当な性格に見えて抜け目なく行動します。ダー子からの信頼も厚く、ぼくちゃんとは違って衝動的には動きません。冷静でミスが少ないのがリチャードの特徴です。

今回もダー子の計画を陰で遂行しますが、どうも波子には弱い。

コックリ – 関水渚

コックリ(こっくり)は、身寄りがなく貧しい生活をしていましたが、ダー子に拾われて、ミシェルと偽ってダー子とともにフウ家に入り込みます。

優しい心を持っている。

ジェシー – 三浦春馬

ジェシーはダー子の昔の恋人の結婚詐欺師で、今回はダー子にそそのかされてダー子を襲う赤星が雇った女暗殺者を翻弄します。

赤星栄介 – 江口洋介

赤星栄介(あかぼし・えいすけ)は公益財団「あかぼし」の会長ですが、その正体は裏稼業のボスです。以前、ダー子たちに20億円騙し取られたことがある。

今回はフウ家とのつながりを求めてダー子暗殺の依頼を受ける。

内容

世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンド・フウが亡くなった。
遺産を巡り火花を散らしていたブリジット、クリストファー、アンドリューの3姉弟の前で執事トニーが発表した相続人は、誰もその存在を知らない隠し子“ミシェル・フウ”だった。
ミシェル捜しが続く中、10兆円とも言われる遺産を狙い、我こそはミシェルと世界中から詐欺師たちが“伝説の島”ランカウイ島に大集合!
そして、ダー子、ボクちゃん、リチャードの3人も、フウ家に入り込み、華麗に超絶大胆にコンゲームを仕掛け始める…
はずが、百戦錬磨のコンフィデンスマン・ダー子たちに訪れる最大の危機!
誰がフウ家の当主の座を射止めるのか!?世界を巻き込む史上最大の騙し合いが始まる!!

出典:コンフィデンスマンJP プリンセス編 公HP

主な出演者

主な出演者(敬称略)は長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、関水渚、柴田恭兵、北大路欣也、ビビアン・スー、白濱亜嵐、古川雄大、三浦春馬、広末涼子、竹内結子、前田敦子、織田梨沙、濱田マリ、江口洋介、石黒賢、生瀬勝久、滝藤賢一、デヴィ・スカルノ、濱田岳、瀧川英次、マイケル・キダ、GACKT、榎木智一、成田マイケル理希、小坂なおみです。

この人もライダー出演者!

タイトルとURLをコピーしました